【よもやまVOICE】NO3.その2 ~交通事故にあったら~

一寸先は 闇  ・・・ ではありません。 わずかな心構えで幸せな気持ちになれる。

( 身近な 危険への対処を考える )  その2-1    FP 上松裕幸

前回は身近な危険に対する普段からの心構えを、リスクマネージメントの面で、交通事故の例をだして、お話ししました。

普段身近に起こりやすい交通事故、現場であわてないための心構えです。

まずは、あわてず身近な頼れる方に連絡を取る。

家族、友人等々です。一人で何かと悩むより人を頼れです。

なにをそんな悠長なことを言っているの????

人はあわてると、大概は良くないことばかり考えます。そんなことにならないように、まずは頼れる人に連絡、自分の現在の立場を聞いてもらいます。それだけでだいぶ落ち着きます。

ただ、常に頼れる人がすぐに電話に出てくれない場合もあります。

そんな時は、・・・・・・・・・・・・・・・・・

公的機関の活用です。

交通事故の場合は、お巡りさん、つまり警察機関への連絡です。

「今急いでいるので、警察になんか連絡しないでお互いの連絡先を交換して保険会社に任せませんか」などと言われる場合もあります。

警察に連絡を取って、警察官が来るまで待って、現場の見分に立ち会ってそんな時間無い、なんて思わないでください。

せっかく公的機関が無料で現場に来てくれるのですから、使わない手はありません。

事故や事件の際には、後のいろんな処理の事を考えれば、その時は面倒でも、その後の処理において結構助かる場合が多いです。

警察官の現場見分で得られることは、今回の場合、事故当事者それぞれに怪我がない物損事故の場合ですが、結果的には相手の身元や、相手の車等々の相手の情報が、警察で発行してくれる、事故証明書という公的証明書を入手できるということがあります。

相手の情報を公的機関が自分に代わって入手してくれるのですからこんな良いことはありません。

さて問題はこの後です。

警察官の事故見分の目的は

1 交通事故によるけが人等の負傷者の救護措置や、現場の交通状況の整理、正常な交通秩序の回復等

2 交通事故による道路交通法やその他の法令違反の犯罪捜査

などが主な目的です。以前は、現場で事故原因に違反があると判明して場合には、交通切符を切っていた時代もありましたが、現在の現場での処理は、上記1の目的や、そしてその後警察から発行される事故証明書発行の事務処理のためという目的のほうが多いようです。

ですから、現場での事故当事者の聴取が終われば、警察官は早々に帰ります。

現場で、警察官がどちらの方がどれだけ悪いから、などというジャッチはしてくれません。

大概の方々はそこで分かれて、自分たちの契約している自動車保険の加入先へ連絡してお任せするということになります。

その1でお話ししましたが、車がお互いにぶつかってそれぞれの車が壊れた場合、大概の場合には、お互いが相手の車の損害を賠償する、つまり修理代金を支払うという責任が発生します。

その割合は、その1でお話したようなものになります。(その1はあくまでも例であり、他に事故形態によっていろんな割合があります)

そこでお互いに、「自分は悪くないのだから、自分の車の修理代金は相手から全額支払ってもらって」などとそれぞれの事故当事者が、それぞれの相手に主張しだします。

こうなってくるともう大変です。いつまでも収取がつかなくなります。

え?、そんなことにならないように自動車保険を契約していて、保険会社の人が相手と交渉してくれるのではないの? なんていう疑問が出てきます。

実は、保険会社の事故担当者が交渉できるのは、お互いの主張がある程度一致していて、早期に示談交渉がまとまる場合です。

上記のようにお互いの当事者がそれぞれ、自分は悪くない相手が悪いと主張している場合には、保険会社の担当者はこれ以上話を進めることができなくなります。

ここで一つの解決方法があります。。。続く

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