【よもやまVOICE 】NO5. その2~事業承継って最近よく聞くけど・・・~

~前回からの続き                         司法書士 徳本好彦
事業承継に向かうためにはどうしたらいいのでしょうか?

そして,事業承継をするためには正しいアプローチを取らなければなりません。
そのためには,まずは会社の現状分析をして,どの方法が適切か。
適切と判断した方法のための事前アプローチを考える必要があります。

これには会社の経営の現状を踏まえる必要があって,
貸借対照表(B/S)及び損益計算書(P/L)を元にすると,
以下の通りに分類ができます。
その上でどうアプローチしていくかを選択していきます。

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事業承継対策にはどんなものがあるのでしょうか?

そして,実際に事業承継するための対策を決めていきますが,結構パターンは多いです。
この選択が大変重要です。
この検討は,今までの経営とこれからの経営を考えるよい機会でもあります。

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事業承継『失敗あるある』

さて,事業承継の案件に関わっていると色々とご相談を承りますが,
その中でもうまく行く時もあれば,残念ながら,うまく行かないこともあります。

よく社長さん方からお伺いする事業承継に関することとして,
こんなことをおっしゃる方が多いです。

・まだまだ自分は元気。事業承継には早すぎる。

・事業承継=引退ってことだろう?引退なんてしたくない。

・事業承継を考えているけど,後継者を決めかねている。

・社内に後継候補はいるけど,頼りなくって心配。

・うちは規模も小さいから事業承継っていうほどでもない。大げさだろう。

・毎日仕事が忙しいから事業承継を考えるどころじゃないよ。

・うちは家庭円満だから,自分が亡くなった後も大丈夫。

・事業承継って要するに会社の株を譲るってことだろう?難しいことじゃ ないよね。

・会社が存続するのなら,うちの子ども達に継がせても,M& Aでもどっちでもいいよ。

これはどれも危ない考え方です!

事業承継がうまく行かない時は,
たいがい上記のどれかを社長さん方が仰っているように思います。
対策しようにも,時間切れになったり,場合によって時既に遅し,ということもあります。
ぜひ,早めに取り組んでいただければと思います。

本コラムのまとめ。

さて,ここまでお話しを進めてきましたが,
簡単にまとめますと次のようになります。

1.事業承継を検討するのに早すぎることはない!
2.会社の現状を認識することは不可欠です!
3.準備は周到に。決断は慎重に!
4.節税対策に囚われすぎず,事業の発展継続を一番に考えましょう!
5.事業用資産の集約と相続人に平等な財産分与の両面を意識しましょう!

さて,NPO法人にいがた士業ネットでは,
このたび,三条信用金庫さんと共に,無料相談会を開くことになりました。
ここまで書いてきたことなんかももちろん相談できますよ!
お気軽にぜひご相談にいらして下さいね。

7月13日です!

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