2016/8/22 【よもやまVOICE】NO6. その1 不動産投資

~不動産に投資!!~   不動産コンサルティングマスター 小田嶋 武史

~はじめに~
もし貴方が既に不動産投資を行っているとして、貴方が所有しているアパマンは現在、売却によって収益を得ることが可能ですか?

もし損をしてしか売れないとしたら、貴方の投資行為は大変大きなリスクを内包している状態であると言えます。
昨今、老舗企業の倒産が相次いでいますがその原因として上位にランクされるのが「資金繰りの悪化」です。
彼らはデフレ経済下で含み資産損による債務超過に陥り、金融支援を得られなくなり倒産していったのです。

もし彼らが倒産する前に本稿を読んでいたらそんな憂き目に会うどころか全く違う人生を歩んでいたかも知れません。

私はそんな不幸に会う人を少しでも減らしたいと思っています。

~第1章 不動産投資のプロって何ですか?~
投資とは?
世の中には実に多くの投資手段がありますね。

皆さんも良くご存知の株式や企業への出資、もちろん不動産を購入し運用益や売却益を得る行為も投資行為の一つです。

また広義では銀行に預金することを自分の資産をローリスクで運用するという面で捉えればローリスクな投資行為に該当しますし、勉強することも自己実現のために、その多くは将来有利な就業環境を実現させるために大事な時間とお金を掛けていますから投資行為といえるでしょう。

保険に加入することもライフプラン上のリスクを低減するための投資になりますし、結婚し子供を生み育てる行為も少なからず貴方に与えられた時間とお金を費やす代わりに就労するためのモチベーションを得ることに有効です。

このように考えると、投資とは真にライフプランそのものであり人生の岐路はほとんど「投資」の概念で計ることが可能なのではないでしょうか。

皆さんも知らず知らずのうちに、しっかりと投資判断をしながら生活をしてきているのです。逆の言い方をすれば投資を行わない生き方などあり得ないのです。

投資行為の最大なる欠点を一つ挙げるとすれば、

「結果は後で分かる」ことでしょう。

あなたがタイムマシンを持っているか神の知恵を持っているとしたなら話は別ですが多くの人は魔法使いでも超能力者でもありません。

結果を後で知ることにおいては万人共通であります。たまに「この土地は絶対値上がりします。」とセールスする人間がいたら、「私を信用しないほうがいいですよ」と語っている事と同じですね。

そんな時は一言「何故絶対なの?」とツッコミを入れてあげましょう。
少なくともウチの社員には絶対儲かるという言葉は使わないように指導しています。

では絶対と言い切れない、しかも生きる上で避けて通れないという誠に厄介な代物である投資行為に対して、どんなスタンスで望めばその恩恵に与かることができるのでしょうか。

答えは至極単純。

リスクマネジメントの能力を高めることです。

株式であれ不動産であれ特有のリスクを想定しヘッジすることがほぼ完璧にできるのならば誰にとっても投資はただの集金行為に等しいものになるでしょう。

不動産投資のプロって何ですか?

それは不動産投資で稼いでいる者のことです。
しかも資格制度があるわけではないのでやろうとすればほとんどの人が行えるビジネスです。

では、不動産業者と不動産投資のプロは違うのでしょうか。
世の中には実に多くの不動産業者があります。

私もそのうちの一人でもありますし不動産コンサルタントを業として行いながら、実際に不動産投資で収益を得ている現役のプレイヤーでもあります。

が、全ての不動産業者を指して「不動産投資のプロ」というには少し語弊があります。

不動産業者は宅地建物取引主任という資格者を雇用するか自分で資格を取得し、しかるべき手続きを経て業者登録を行っていますので、いわゆる「不動産取引のプロ」といえます。

ところが取引のプロは投資のプロではありません。

不動産業者とは不動産取引の実務を適正に行うことを業として行い、規定の報酬を得ている者のことです。しかしこの定義には投資についての規定はありません。

つまり不動産投資のプロになるのに宅建の資格は必須ではないのです。

このテキストでは今後、不動産投資のプロをPIP(プロパティ・インヴェストメント・プレイヤー)という略称を使用してお話を進めてまいります。

私が定義するならばPIPとは不動産投資によって収益を上げ、その状態を維持している者の「称号」であると言えます。

本業、資格、年齢、性別、国籍などの類いは関係ありません。

また過去に何度かやってみたが現在はやっていない方はPIPではありません。今現在、不動産投資で収益を上げている状態の方をPIPと称します。

不動産業者とPIPの違いについてご理解いただけたと思いますが、皆さんは不動産業者になりたいわけではありませんね。

もし不動産の取引実務を行って収益をとりたいのなら早々にこのテキストをゴミ箱に捨てて、まずは資格取得に相応しい参考資料を探す努力をしてください。

これを読破しても宅建の資格は手に入りません。更に極論をすれば皆さんはPIPになることが最終目標でもない筈です。皆さんが目指すのはお金に困らない状態になること。

ここだけの話ですが、お金や資産があり過ぎるという、一見贅沢とも思える悩みをかかえている方を私は数多く知っています。

いくら資産があってもその状態におけるしかるべき対処をしなければ、お金の悩みが消えることはありません。

これではともすると資産の維持ができず、手放すハメに陥ることもあり得ます。

私はそんな人たちを「死残禍(しさんか)-死んで禍根を残す」と呼んでいます。

ある意味では一瞬だけ大金を手にすることなど誰にでもできることなのです。

難しいのは資産を生み出し、適正に運用し、維持をして願わくば子孫までもが終生その恩恵に与かる、そのノウハウを得ることです。

皆さんが目指すのはお金に悩ませられることのない経済的な自由人とも言えるでしょう。

お金を得る手段は世の中にたくさんありますが、本稿ではPIPになるという手段を駆使して経済的自由人になっていただくためのノウハウをお伝えしてまいります。

第2章につづく

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